• "会議室"(/)
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  1. 伊勢市議会 1995-09-01
    09月04日-01号


    取得元: 伊勢市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-14
    旧伊勢市 平成 7年  9月 定例会        伊勢市議会会議録一 開会の日時及び場所   平成七年九月四日 午前十時一分   於 伊勢市議会議場一 散会の日時   平成七年九月四日 午後零時零分一 出席議員及び欠席議員の氏名 出席議員二十八名    一番   村田幸男君    二番   辻本英一君    三番   宿 典泰君    五番   中村 康君    六番   児山武久君    七番   杉浦宮雄君    八番   森下隆生君    九番   松浦美佐子君    十番   長岡敏彦君   十二番   中村豊治君   十三番   大西正孝君   十四番   中川力夫君   十五番   森本幸生君   十六番   山下真美君   十七番   二見 澄君   十八番   中田松生君   十九番   馬瀬昌之君   二十番   浜田耕司君  二十一番   井上敏行君  二十二番   森本 馨君  二十三番   中野泰男君  二十四番   中村義之君  二十五番   中山一幸君  二十六番   多田 敏君  二十七番   豊田喜冨君  二十八番   中川 堯君  二十九番   浜口秀也君   三十番   国府保幸君 欠席議員二名    四番   中村 清君   十一番   池田ミチ子君一 説明のため出席した者  市長       水谷光男君  助役       河俣平男君  収入役      鈴木善裕君  企画振興部長   西井道隆君  総務部長     宮間松生君  市民生活部長   荻田政視君  福祉保健部長   佐藤幸司君  産業部長     杉木 仁君  建設部長     小川斌夫君  病院事務部長   小林良男君  水道部長     神田勇二郎君  消防長      三浦富美男君  病院事務次長   田畑勝好君  総務課長     佐々井久紀君  財政考査課長   村田 毅君  病院経理課長   北川勝大君  業務課長     松本隆明君  教育委員会           藤田 導君  委員長  教育長      向井孝治君  監査委員     久田和生君  監査委員           長沢光夫君  事務局長一 会議録に署名する議員の氏名    五番   中村 康君    六番   児山武久君一 議事日程  第一 会議録署名議員の指名について  第二 会期の決定について  第三 議案第四十七号 平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について  第四 議案第四十八号 平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定について  第五 議案第四十九号 平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)  第六 議案第五十号  平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)  第七 議案第五十一号 平成七年度伊勢市水道事業会計補正予算(第一号)  第八 議案第五十二号 市長の資産等の公開に関する条例の制定について  第九 議案第五十三号 伊勢市職員退隠料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について  第十 議案第五十四号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 第十一 議案第五十五号 伊勢市上水道給水条例の一部改正について 第十二 議案第五十六号 伊勢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について 第十三 議案第五十七号 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 第十四 議案第五十八号 化学消防ポンプ自動車の取得について 第十五 議案第五十九号 生涯学習センター建設工事管理研修棟)の請負契約について 第十六 議案第六十号  生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)の請負契約について 第十七 議案第六十一号 損害賠償の額を定めることについて 第十八 議案第六十二号 損害賠償の額を定めることについて 第十九 議案第六十三号 市道の路線の認定について 第二十 議案第六十四号 字の区域の設定及び変更について一 本日の会議に付した事件 一 平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について 一 平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定について 一 平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号) 一 平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号) 一 平成七年度伊勢市水道事業会計補正予算(第一号) 一 市長の資産等の公開に関する条例の制定について 一 伊勢市職員退隠料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について 一 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 一 伊勢市上水道給水条例の一部改正について 一 伊勢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について 一 伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 一 化学消防ポンプ自動車の取得について 一 生涯学習センター建設工事管理研修棟)の請負契約について 一 生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)の請負契約について 一 損害賠償の額を定めることについて 一 損害賠償の額を定めることについて 一 市道の路線の認定について 一 字の区域の設定及び変更について一 会議の要領 ○議長(森本馨君) ただいまから市議会定例会を開会いたします。 本日の出席者は、二十八名であり、議員定数の半数以上であります。よって、会議は成立いたしております。 本議会の議案等説明のため、市長、教育委員会委員長農業委員会会長選挙管理委員会委員長及び久田監査委員の出席を求めましたところ、市長から、助役、収入役、各部長、所長、消防長、各参事、次長、次長心得、各課長、室長、館長、消防署長、副参事、嘱託員を。教育委員会委員長から、教育長、次長、各課長、所長、館長、副参事を。農業委員会会長選挙管理委員会委員長久田監査委員から、事務局長を、それぞれ説明補助員として議場に出席承認方の申し出がありましたので、これを承認いたしておきましたから、御報告いたします。 本日の議事日程は、お手元へ配付のとおりであります。 それでは、会議に入ります。 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。 お諮りいたします。 本議会の会議録署名者二名を議長において指名いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、五番中村康君、六番児山君の御両名にお願いいたします。 次に、日程第二、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本議会の会期は、本日から九月十四日までの十一日間と決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。よって、本議会の会期は、本日から九月十四日までの十一日間と決定いたしました。 お諮りいたします。 審議の都合により、日程第三、議案第四十七号及び日程第四、議案第四十八号の二件を一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について」、「議案第四十八号平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定について」、以上二件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について」外一件につきまして御説明申し上げます。 「議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について」及び「議案第四十八号平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定について」の二議案につきましては、いずれも企業会計の決算に係るものでございまして、両会計とも去る三月決算を終え、このほど監査委員の審査も終了いたしましたので、監査委員の意見書を付し、地方公営企業法の規定に基づきまして、議会の御認定をお願いするものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま一括上程されました「議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について」外一件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 初めに、議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定につきまして御説明を申し上げます。病院決算書の一〇ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、事業報告でございますが、公的医療機関として、地域住民医療福祉の向上を図るとともに、診療機能の充実に努め、公営企業としての効率性を高めるよう努力いたしてまいりました。 病院の利用状況でございますが、入院患者数延べ十三万五千六百六十三人、外来患者数延べ二十八万二千四百七十人で、前年度と比較をいたしますと、入院患者数で三千九百八十七人、外来患者数で四千六百三十二人増加をいたしました。 収益的収支の状況といたしましては、消費税を除き、一般会計負担金二億五千万円を含め、事業収益は六十九億六千三百九十七万二千七百四十九円となり、これを前年度と比較いたしますと、三億六千八百九十八万二千七百四十五円、五・六%の増収となっております。 一方、支出におきましては、総支出額は七十億四千四十万九千四百四十二円となり、前年度と比較いたしますと、一億六千二百四十六万六千百三十七円、二・三%の減少となりましたが、収支差し引きをいたしますと、まことに遺憾ながら七千六百四十三万六千六百九十三円の当年度純損失が生じたのでございます。 なお、本年二月に御報告を申し上げました病院事業財政収支におきましては、当年度損失二億九千六百六十万四千円を見込んだところでございますが、これと比較をいたしますと、当年度損失二億二千百十六万七千三百七円を減額することができたものでございます。 次に、資本的収支でございますが、収入は、一般会計の繰り入れによる負担金一億円と、企業債一億四千万円の計二億四千万円でございます。一方支出は、企業債元金の償還に二億二千四百三十五万五千九百五十五円、建設改良費工事請負費に二千八百四十五万一千八百三十六円、医療器械購入整備に二億二千八百九十三万三千二百十円の計四億八千百七十四万一千一円となり、収支差し引きいたしますと、二億四千百七十四万一千一円の不足額が生じましたので、これにつきましては、一時借入金で措置いたしております。 これらの結果、当年度末の未処理欠損金は二十四億五千四百一万七百八十円となり、今後の運営状況は極めて厳しい状態が続くことが予想されます。六年度におきましては、医師を初めとして全職員が経営の危機を自覚し、経営感覚を身につける意識改革はもちろんのこと、収益面におきまして、一般会計繰出金の増加、病診連携の充実、室料の改良、産婦人科病棟六床の個室化、服薬指導による加算、夜間看護婦さん、CTスキャンの導入による検査等の収入増加策に努め、また患者受け入れ策といたしまして、三重交通の御協力をいただきまして、バスの増発着、麻酔科及び神経内科の外来診療開始、健診センターの充実を図ってまいりました。 一方、費用におきましては、経費の節減はもとより、人件費の削減といたしまして、医事業務の委託拡大等を行い、人員十四名の削減をいたす等いたしてまいりましたが、今後一層医療サービスの向上に努めながら、合理化等見直しを図り、健全経営に努力をいたすところでございますので、何とぞ御理解のほどお願い申し上げます。 それでは、決算書の一ページにお戻りをいただきたいと存じます。 一、二ページの決算報告書につきましては、消費税込みの決算額でございまして、仮受け・仮払い消費税につきましては、備考欄に記載をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 また、三ページ以降の損益計算書等につきましては、仮受け・仮払い消費税等についてそれぞれ整理を行った数値を記載いたしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 まず、収益的収入及び支出でございますが、これは、平成六年度の経営活動に伴い発生いたしました収益及び費用の決算額と予算額を対比して記載いたしております。 収入につきましては、入院、外来等医業収益で六十六億六千九百十四万二千八百九円、医業外収益といたしまして、他会計負担金、補助金、預金利息、その他医業外収益合わせまして三億百八十五万九千六百三円、合計六十九億七千百万二千四百十二円となっております。これは、予算額に対しまして一億一千百五十六万九千四百十二円の増収となり、前年度の事業収益と比較をいたしますと、三億七千二十八万九千百十九円、五・六%の増加となるものでございます。 支出におきましては、医業費用といたしまして、給与費、材料費、諸経費等に六十八億一千百五十七万八千三百九十円、医業外費用として企業債の支払利息等に二億三千五百五十六万四千五百七十六円の、合計七十億四千七百十四万二千九百六十六円となっております。これは、予算額に対しまして九八・五%の執行でございます。また、前年度の支出額と比較をいたしますと、一億六千百三十五万三千七百八十七円、二・二%の減少となったものでございます。 次に、二ページにまいります。資本的収入及び支出でございますが、収入といたしましては、一般会計からの負担金一億円と企業債の一億四千万円でございます。 また、支出といたしましては、建設改良費として、医療器械購入費等の二億五千七百三十八万五千四十六円と企業債償還元金二億二千四百三十五万五千九百五十五円の、合計四億八千百七十四万一千一円でございます。 この結果、二億四千百七十四万一千円の収支不足額が生じましたので、一時借入金で処置させていただいております。 次に、三ページの損益計算書でございますが、今年度の収益と、これに対する費用を計上いたしております。 なお、さきに申し上げましたように、消費税関係の数値につきましては、医業収益医業費用とも消費税抜きで記載し、それぞれ医業外収益医業外費用に整理を行っております。この結果、経常損失といたしましては七千六百四十三万六千六百九十三円となり、前年度繰越欠損金と合わせますと、当年度未処理欠損金は二十四億五千四百一万七百八十円となるものでございます。 次の五ページの剰余金計算書でございますが、利益剰余金につきましては、先ほども申し上げたところでございますので、省略をさせていただき、次の資本剰余金の部でございますが、今年度の発生額といたしましては、六ページの他会計負担金一億円でございます。 次に、七ページの欠損金処理計算書でございますが、次年度へ繰り越させていただくことといたしております。 次の八、九ページの貸借対照表は、当年度末の資産、負債、資本を総括的にあらわしたものでございます。御高覧を賜りたいと存じます。 以上で、平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算の概要につきまして、補足の説明を終わらせていただきます。 なお、附属書類といたしまして、一〇ページ以下に添付をさせていただいておりますので、御高覧賜り、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第四十八号平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定につきまして御説明申し上げます。 まず、事業報告から御説明申し上げますので、決算書九ページをお開き願いたいと存じます。 当年度の水道事業は、安定給水の確保と有収率の向上を図るため、事業計画に基づく老朽石綿セメント管の鋳鉄管及びビニール管への布設替え工事及び配水本管の未整備地区への新規布設工事並びに施設の整備改良工事等を主なものとして実施いたしてまいりました。 また、夏季におきましては、昨年の長雨、冷夏とは対照的に猛暑が続き、加えて朝熊山麓で世界祝祭博覧会が開催されましたが、当市におきましては、全国的な水不足の中で、南勢水道等よりの受水等によりまして、給水の安定を図ることができました。 事業運営面では、給水戸数四万百四十六戸で、前年度より五百三十九戸増加いたしました。また、年間配水量は一千八百六十二万九百九十五立方メートルで、前年度対比三・七%の増加となり、有収水量におきましては一千四百七十九万八千三百七十立方メートルで、前年度対比四・二%の増加となり、有収率におきましては、七九・五%で、前年度に対しまして〇・四%の増加となりました。 また、財政収支の状況につきましては、収益的収支におきまして、事業収益二十二億一千七百九十六万九千百十六円、事業費用二十一億七千四百六十九万三千六百八十四円で、四千三百二十七万五千四百三十二円の純利益が生じましたが、これを前年度からの繰越欠損金二億三千六十万一千五百十円へ充当いたしますと、当年度未処理欠損金は一億八千七百三十二万六千七十八円となるものでございます。 なお、最終補正予算では、二千五百六十五万八千円の不足ということで御報告をいたしてまいりましたが、収入の伸びと予備費等の執行残によりまして、四千三百二十七万五千四百三十二円の純利益を生じるものでございます。 一方、資本的収支におきましては、収入二億三千百五万九千九百六十七円、支出六億二千四百七十八万二百七十七円で、収支不足額三億九千三百七十二万三百十円となりましたが、これにつきましては、損益勘定留保資金で補てんし、なお不足する額につきましては、一時借入金で措置させていただいております。 以上が本年度の事業の概要でございますが、今後の事業運営につきましては、ますます厳しくなることが予想されますが、独立採算制の堅持を第一目標とし、経費節減はもとより、公共性と経済性の調和を図りながら効率的な運営に努め、給水の安定、市民サービスの向上になお一層の努力を重ねる所存でございます。 それでは、決算書の一ページから順を追って御説明申し上げます。一ページをお願いいたします。 決算報告書につきましては、消費税を含む決算額でございまして、仮受け・仮払い消費税額につきましては、備考欄に記載させていただいております。 また、二ページ以降の損益計算書につきましては、仮受け・仮払い消費税につきましては、それぞれ整理を行った後の数値を記載いたしておりますので、御理解をいただきたいと存じます。 まず、収益的収入及び支出から申し上げます。事業収益二十二億八千三百九万七千三百二十六円に対しまして、事業費用では二十二億二千八百七十九万三千九百七十五円の執行となり、収支差し引き五千四百三十万三千三百五十一円の利益を生じましたが、消費税を除きますと、当年度純利益は四千三百二十七万五千四百三十二円となるものでございます。 続きまして、下段の資本的収入及び支出でございますが、まず収入について申し上げますと、これは企業債と工事負担金でございまして、二億三千百五万九千九百六十七円となります。次に、支出でございますが、これは建設改良費企業債償還金及び県営水道負担金でございまして、その決算額は六億二千四百七十八万二百七十七円の執行となり、資本的収支におきましては、収支差し引き三億九千三百七十二万三百十円の不足を生じましたので、これを資本的収支におきます仮受け消費税と仮払い消費税との差引額一千四十九万五千八百六十三円を当年度分消費税資本的収支調整額として補てんいたしましたほか、過年度分損益勘定留保資金二億三百三十一万二千九百八十七円及び当年度分損益勘定留保資金一億六千三百四十五万七千三百四十二円で補てんし、なお不足する額六百四十五万四千百十八円につきましては、一時借入金で措置をさせていただいております。 続きまして、二ページから三ページにかけての水道事業損益計算書でございますが、これは、当年度におきます経営状況を示すものでございまして、年度中の収益と、これに対応する費用を記載いたしております。 次に、四ページから五ページの剰余金計算書でございますが、欠損金の項目におきまして、先ほど御説明申し上げましたとおり、当年度四千三百二十七万五千四百三十二円の純利益を生じましたので、これを前年度からの繰越欠損金二億三千六十万一千五百十円へ充当いたしますと、当年度未処理欠損金は一億八千七百三十二万六千七十八円となるものでございます。 次に、六ページの欠損金処理計算書でございますが、これは、ただいま御説明申し上げました当年度未処理欠損金一億八千七百三十二万六千七十八円を翌年度へ繰越欠損金として繰り越しすることといたしております。 次に、七ページから八ページの貸借対照表でございますが、これは、年度末の資産、負債及び資本を総括的にあらわしたものでございます。説明は省略させていただきますので、御高覧賜りたいと存じます。 以上で、平成六年度伊勢市水道事業会計決算の補足の説明を終わらせていただきます。 なお、附属書類を一〇ページ以下に添付させていただいておりますので、御高覧の上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) 次に、監査委員さんから監査結果の報告をお願いいたします。……久田監査委員監査委員久田和生君) ただいま一括上程されました「議案第四十七号平成六年度伊勢市病院事業特別会計決算認定について」及び「議案第四十八号平成六年度伊勢市水道事業会計決算認定について」の二議案に関しまして、決算審査の結果を御報告申し上げます。 この二つの企業会計の決算につきましては、各事業の運営が公営企業の基本原則に従ってなされているかどうかについて、特に意を配して審査いたしましたが、各決算並びに決算諸表はいずれも、地方公営企業法の諸規定及び会計原則に準拠して作成されており、かつ諸帳簿、書類を照合点検の結果、いずれも符合し、計数的にも正確であり、当年度の実績及び財政状況を適正に示しているものと認めた次第でございます。 その審査結果につきまして、会計別に若干申し上げさせていただきます。 まず、病院についてでありますが、地域の公的医療機関として、地域住民医療福祉の増進を図るとともに、高度な医療機能の充実、さらに予防のための健康診断の受け入れ体制の充実に努め、事業運営に積極的に努力されているところであります。 本年度の利用状況といたしましては、一日平均患者数は、入院患者三百七十二人、外来患者一千三十八人となり、前年度と比較しますと、入院患者は十一人、外来患者では九人増加をいたしております。その結果を前年度と比較いたしますと、入院収益におきまして二億六千七百五十万九千九百十六円の増収となり、また外来収益におきましても一千三百二十一万二千八十六円と、いずれも増収となっており、総収益を前年度と比較いたしますと、一〇五・六%となっております。 さらに、本年度の費用におきましては、給与費、材料費、諸経費等を合わせて、前年度に比べて九七・七%に抑制されたことにより、収益的収支の状況は、収入六十九億六千三百九十七万二千七百四十九円、支出七十億四千四十万九千四百四十二円となり、収支差し引きいたしますと七千六百四十三万六千六百九十三円の損失となっております。当初予算におきましては、二億一千八百六十八万八千円の純損失を計上されておりましたが、七千六百四十三万六千六百九十三円の損失に転じたことは、公営企業としてのさまざまな対策、対応に創意工夫の跡がうかがえたところでございます。しかし、遺憾ながら累積欠損金は二十四億五千四百一万七百八十円となっております。 また、資本的支出におきまして、企業債元金の償還及び全身用コンピューター断層撮影装置等医療器械備品の導入、更新に二億二千八百九十三万三千二百十円、病棟改造工事等に二千八百四十五万一千八百三十六円を支出し、診療の高度化、多様化に対応した医療機能の充実に努めているところであります。 なお、今後も、地域住民が安心して医療及び検査が受けられる医療供給体制の整備充実を図り、信頼される公立病院としてよりよい医療サービスの向上を図るとともに、財政収支を見きわめ、さらに長期的展望に立って、収益の確保、経費の節減、業務の合理化等、経営改善と累積欠損金の解消対策に努力されるよう付言した次第でございます。 次に、水道でありますが、安定給水の確保と有収率の向上を図るため、年次計画に基づく老朽石綿セメント管の鋳鉄管への布設替え工事及び未整備地区への配水本管の新設工事並びに施設の整備改良工事等を積極的に行っております。 事業実績といたしましては、給水戸数で五百三十九戸増加し、有収水量は前年度より五十九万八千二十九トンの増加となり、有収率は、上水で七九・五%で、前年度より〇・四%向上されているところであります。 また、本年度は、前年度の長雨、冷夏に反し、全国的な猛暑となり、水不足が続いた他市に比べ当市は、市内各地域地域に年間を通じておおむね安定給水を供給することができました。さらに本年度は、世界祝祭博覧会会場にも、使用の増大する夏季に供給し、収益面に大きく影響を及ぼしたところであります。 収支状況は、収益的収支におきまして、収入二十二億一千七百九十六万九千百十六円、支出二十一億七千四百六十九万三千六百八十四円となり、差し引き四千三百二十七万五千四百三十二円の純利益を生じましたが、前年度からの繰越欠損金に充当いたしますと、当年度未処理欠損金は一億八千七百三十二万六千七十八円となっております。 一方、資本的支出におきましては、収入二億三千百五万九千九百六十七円、支出六億二千四百七十八万二百七十七円で、差し引き三億九千三百七十二万三百十円の収支不足となりましたので、内部留保金等で補てんし、なお不足する額は、一時借入金で措置いたしております。 今後の事業運営につきましては、県営南勢水道の受水費、企業債元利償還金等諸経費の増高が見込まれるなど、さらに厳しい事態が予測され、経営について長期的な財政収支計画を確立し、あくまでも公営企業として合理的な運営に努力を重ね、経営の健全化と安定給水の確保を図り、市民サービスの向上に努力されるよう付言した次第でございます。 以上、各会計の決算につきまして概略を申し述べましたが、詳細につきましては、審査意見書をお手元に配付させていただきましたので、御高覧賜りますようお願い申し上げます。 以上、簡単でございますが、決算審査の結果とさせていただきます。何とぞよろしく御了承のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第四十七号外一件一括につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 お諮りいたします。 審議の都合により、日程第五、議案第四十九号から日程第十三、議案第五十七号に至る九件を一括議題といたしたいと思いますが、さよう取り計らいまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、「議案第四十九号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)」、「議案第五十号平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)」、「議案第五十一号平成七年度伊勢市水道事業会計補正予算(第一号)」、「議案第五十二号市長の資産等の公開に関する条例の制定について」、「議案第五十三号伊勢市職員退隠料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正について」、「議案第五十四号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について」、「議案第五十五号伊勢市上水道給水条例の一部改正について」、「議案第五十六号伊勢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について」、「議案第五十七号伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について」、以上九件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略します。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま一括上程されました「議案第四十九号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)」外八件につきまして御説明を申し上げます。 まず、「議案第四十九号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)」につきましては、災害復旧事業、国・県補助金等の決定等によります事業費の追加、変更及び行政運営上早急に予算化を必要といたします諸経費を合わせまして、四億三千二百八十万五千円の追加補正をお願いいたしております。 以下、歳出の主なるものにつきまして御説明を申し上げます。 まず、民生費でございますが、新たに国の補助事業としまして採択されました同和対策地方改善施設整備事業に要する経費を計上いたしております。 次に、農林水産業費におきましては、ウルグアイ・ラウンド農業合意後、これに関連する農業振興事業としまして、補助金が内定してまいりましたので、所要の経費を計上いたしております。 次に、土木費におきましては、道路新設改良、排水路、公園、都市下水路、公営住宅の整備に要します経費を追加計上いたしまして、公共事業の促進を図ることといたしております。 次に、消防費でございますが、防災に関する市民啓発冊子を作成する経費、庁舎非常用発電機設置に要する経費等、防災対策上早急に対応すべきものにつきまして、所要の予算措置を行っております。 以上、歳出の主なるものにつきまして、款を追って御説明申し上げましたが、これらに要します財源といたしましては、国・県支出金、繰越金、市債等を充当することといたしております。 なお、本年度におきましても、御承知のように国税、地方税の減税措置が実施され、本市におきます減税に見合う金額が減税補てん債として内定してまいりましたので、所要の予算措置を行っております。減税補てん債は、当初見込みより増額されてまいりましたため、財源調整を行い、財政調整基金繰入金を一部減額いたしております。 また、事業費の補正に関連しまして、継続費、地方債につきましても補正措置を行っておりますので、よろしくお願い申し上げます。 「議案第五十号平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)」は、一億八千四百七十五万七千円の追加補正をお願いいたしております。 補正の主なものといたしましては、国補助金の追加割り当てに伴い、汚水幹線、汚水準幹線等の整備に要する経費を計上いたしたもので、公共下水道事業の促進を図ることといたしております。 「議案第五十一号平成七年度伊勢市水道事業会計補正予算(第一号)」は、収益的収支におきまして追加補正をお願いいたしております。 水道事業につきましては、経費の健全化を図るべく努力してまいりましたが、経済動向等による収益の伸び悩み、また今後の老朽管更新費用の増加に対処するため、さきの建設委員協議会、全員協議会で財政状況等につきまして種々御論議をいただいたところでございます。そして、その御指導等を踏まえまして、今議会に上水道給水条例の一部改正案を提案し、水道料金改正の御審議をお願いいたしておりますが、この条例案に合わせまして予算措置を行ったものでございます。 本会計につきましては、なお一層公営企業としての公共性、経済性に留意し、健全経営に努力いたす所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 続きまして、条例関係につきまして御説明を申し上げます。 議案第五十二号市長の資産等の公開に関する条例の制定につきましては、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律の規定に基づき、市長の資産等を公開するため、条例を制定しようとするものでございます。 議案第五十三号伊勢市職員退隠料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、恩給法等の一部を改正する法律に準じ、普通退隠料等の受給者に対して是正措置をするため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十四号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法の一部改正に準じ、介護補償の創設、遺族補償年金の額の引き上げ等、補償の内容を改善するとともに、福祉施設につきまして、その名称の変更及び内容の拡充を図る等の措置を講じるため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十五号伊勢市上水道給水条例の一部改正につきましては、水道料金の適正化を図るため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十六号伊勢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正につきましては、消防表彰規程の一部改正に準じ、殉職者賞じゅつ金、障害者賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金の金額を引き上げるため、条例を改正しようとするものでございます。 議案第五十七号伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、遺族補償年金の額を引き上げるため、条例を改正しようとするものでございます。 以上、一括上程されました補正予算並びに条例関係につきまして、その概要を申し述べましたが、なお詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま一括上程されました「議案第四十九号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)」外八件につきまして、補足の御説明を申し上げます。 初めに、「議案第四十九号平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)」につきまして御説明を申し上げます。 今回の補正は、災害復旧事業費、国・県補助金等の決定に伴います事業費の追加、変更並びに行政運営上早急に予算化を必要とする経費を計上いたしたもので、歳入歳出で四億三千二百八十万五千円の追加補正をお願いいたしております。補正後の予算額は三百二億六千四十九万七千円となっております。 それでは、補正の主な内容につきまして御説明を申し上げます。 便宜上歳出から御説明申し上げますので、六ページをお開きいただきたいと存じます。 まず、款二総務費、項一総務管理費、目八企画費の五十万円でございますが、国際交流親善のため、全米桜祭り協会が伊勢を訪れることとなり、その受け入れに要する経費を計上いたしたものでございます。 次に、目二十一諸費でございますが、尾崎咢堂の精神を顕彰する経費のほか、不況等の影響により、市税過年度分の還付が増加いたしましたため、追加するものでございます。 次に、項二地域振興費、目二朝熊山麓開発事業費九十三万四千円の追加でございますが、朝熊山麓開発事業用地内の便所の維持管理に要する経費を計上したものでございます。 次に、六ページ下段から七ページにまいりまして、款三民生費、項四同和対策費、目三同和対策事業費四千二百六十二万二千円の追加でございますが、一部事業を中止しましたほか、当初県の補助事業として計上いたしておりました道路改良事業が、国の補助事業として認められたことに伴います経費でございます。その財源といたしましては、国補助金、市債等を充当いたしております。 次に、款六農林水産業費、項一農業費、目三農業振興費及び目六農業構造改善事業費につきましては、ガット・ウルグアイ・ラウンドの農業合意に伴います国内対策の一環として、県から追加割り当てのありました水稲の病虫害防除対策、地域農政推進対策等に要する経費でございます。財源といたしましては、県補助金を充当することといたしております。 次に、目九土地改良受託整備費一千七百五十万円の追加でございますが、県から追加割り当てのありました排水路工事、ため池保全工事による経費でございます。財源は、受託事業収入を充当することといたしております。 次に、款八観光費、項一観光費、目一観光総務費四百万円の追加でございますが、県の市町村イベント支援事業補助金を受け、お伊勢大祭の内容充実を図る経費でございます。 次に、八ページをお願いします。款九土木費、項二道路橋梁費、目二道路維持費三百万円の追加は、道路を横断いたしております側溝の改良費用を追加計上したものでございます。 次に、目三道路新設改良費一億八百七十九万七千円の追加でございますが、市道の改良等に要する経費を計上いたしております。 次に、目六交通安全施設費の三千五百九十七万円は、朝熊町地内の朝熊十七号線改良工事が新たに県の補助事業として採択されましたためその費用を追加計上したものでございます。財源といたしましては、県補助金二千五百二十八万円を充当いたしております。 次に、九ページにまいります。項三河川費、目三河川維持改良費百十万円の追加につきましては、五十鈴川の河川改良整備費等でございます。 次に、目五排水路整備費一千二百四万六千円の追加は、浸水地域の解消を図るため、排水路整備に要する経費でございます。 次に、項七都市計画費、目四都市下水路費一千二百万円の追加は、県から追加割り当てのありました大湊第二都市下水路整備に要する経費でございます。その財源といたしましては、国庫補助金、市債を充当いたしております。 次に、九ページ下段から一〇ページ上段にかけましての目六公園費一千七百三十万円の追加でございますが、地域総合整備事業債のメニューの一つであります地域スポーツリフレッシュ事業として採択されました倉田山公園野球場の改修事業の設計等に要する経費及び村松屋外運動場進入路の舗装に要する経費を計上いたしております。財源といたしましては、市債を充当いたしております。 次に、項八住宅費、目二公営住宅建設費二千七百九十七万六千円の追加につきましては、竹ケ鼻公営住宅改築(第一期)事業において、特殊基礎工事部分につきまして、単年度事業として県から追加割り当てがありましたもので、財源といたしましては、国庫補助金を充当いたしております。このことによりまして、継続費の総額等の変更もあわせて行っております。 次に、款十消防費、項一消防費、目一常備消防費二百三十五万四千円、及び目二非常備消防費百四万三千円の追加につきましては、災害時に備え、消防用無線機、救助用備品、防毒衣等の購入に要する経費でございます。 次に、目五災害対策費五千六百五十五万一千円の追加につきましては、災害発生時の拠点となる市庁舎の非常用電源を確保するため、発電機を設置する経費及び市民啓発用の防災冊子の作成に要する経費等を計上いたしております。 次に、一一ページをお願いいたします。款十一教育費、項一教育総務費、目四教育研究所費百十七万三千円の追加につきましては、国の委託を受け実施いたします登校拒否児童等の適応指導調査、研究に要する経費を計上いたしております。財源といたしましては、全額国委託金を予定いたしております。 次に、項五社会教育費、目一社会教育総務費三百十万二千円の追加は、今秋に完成予定の公民館建設に対します補助金でございます。 次に、中段の款十二災害復旧費は、去る五月の豪雨により被災いたしました道路、河川施設、公園等の災害復旧費を計上いたしております。 また、項三その他公共公用施設災害復旧費につきましては、平成三年九月の台風の影響により崩壊いたしましたのり面の測量、地質調査等を実施する経費でございます。 次に、款十四諸支出金につきましては、公共下水道事業特別会計におきまして県から追加割り当てがあり、その歳入歳出不足額八百十九万九千円を計上いたしております。 以上で歳出の説明を終わらせていただきます。 歳入の説明を申し上げますので、四ページにお戻りいただきたいと存じます。 款九分担金及び負担金で九十五万九千円、款十一国庫支出金八千六百四十一万九千円の追加のほか、五ページの款十二県支出金九百四十六万五千円の減額を計上いたしております。 同じく五ページ中段の款十五繰入金、項一基金繰入金、目一財政調整基金繰入金でございますが、減税補てん債が当初見込みより増額されてまいりましたため、財源調整を行い、四億円を減額するものでございます。 款十六繰越金一億七千四百九十二万八千円でございますが、平成六年度歳入歳出決算見込みにより追加計上いたしたものでございます。 次に、款十七諸収入で一千四百九十六万四千円を計上いたしております。 また、款十八市債は、それぞれの適債事業の財源といたしまして補正いたしましたほか、住民税の減税を補てんする財源といたしまして、減税補てん債五億四千五百万円の追加計上を行ったものでございます。 以上で歳入についての説明を終わらせていただきます。 恐れ入りますが、二ページにお戻りをいただきたいと存じます。第二表継続費補正でございますが、追加割り当て等に伴い、竹ケ鼻公営住宅改築(第一期)事業の総額、年割り額を変更するものでございます。 第三表地方債補正でございますが、事業費に関連して地方債の限度額も追加変更させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。 以上で、平成七年度伊勢市一般会計補正予算(第二号)の説明を終わらせていただきます。 続きまして、一四ページをお願いいたします。「議案第五十号平成七年度伊勢市公共下水道事業特別会計補正予算(第一号)」につきまして御説明申し上げます。 今回補正をお願いいたしますのは、一億八千四百七十五万七千円の追加補正でございます。 まず、歳出につきまして御説明申し上げますので、一六ページをお開き願います。下段の款二事業費、項一事業費、目二公共下水道費一億八千八百四十五万一千円の追加につきましては、国の補助事業の追加割り当てによるもので、宇治館町地内の準幹線築造工事等管網整備に要する経費を計上いたしております。その財源といたしましては、国・県補助金のほか市債を充当いたしております。また、補助事業の追加割り当てに伴い、款一総務費、項一総務管理費、目一一般管理費におきまして人件費の調整を行い、三百六十九万四千円の減額をいたしております。 次に、同ページの上段の歳入でございますが、国庫補助事業の追加に合わせ、款一国庫支出金七千百二十万円、款二県支出金一千四百二十四万円、款六市債九千八十万円を追加いたしております。 次に、一五ページにお戻りください。第二表地方債補正につきましては、事業債の増額に伴いまして変更を行うものでございます。 以上で、公共下水道事業特別会計補正予算を終わらせていただきまして、引き続きまして一八ページをお開きください。 「議案第五十一号平成七年度伊勢市水道事業会計補正予算(第一号)」につきまして御説明申し上げます。 まず、一九ページの実施計画をお開きいただきたいと存じます。今回の補正は、収益的収入及び支出につきましてお願いするもので、款一水道事業収益、項一営業収益二億二千二百四十九万九千円、項三簡易水道収益二十六万四千円の追加は、別途条例の改正をお願いいたしております料金の改正に伴います給水収益の増額見込み額で、さきの財政収支の計画額に消費税を加算いたしたものでございます。次に、項二営業外収益六百万二千円の追加につきましては、去る七月の落雷により被害を受けました送配水施設の復旧工事に対します災害共済金でございます。 一方、支出におきましては、款一水道事業費用、項一営業費用一千二百万四千円の追加でございますが、これは、先ほど申し上げました落雷により損傷いたしました水源地、配水場及び配水池の修繕費用でございます。 この結果、補正後の単年度純利益は一億五千百七万五千円となり、当年度未処理欠損金は三千六百二十五万二千円となる見込みでございます。 以上が補正の概要でございますが、給水収益は天候に大きく左右されますし、また今回のように落雷の被害があり、予定外の支出も発生いたしますが、財政の健全化を図るため、なお一層の努力を重ねてまいる所存でございますので、よろしく御理解の上、御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 続きまして、条例関係について御説明を申し上げます。 議案第五十二号市長の資産等の公開に関する条例の制定につきましては、政治倫理の確立のための国会議員の資産等の公開等に関する法律第七条の規定により、平成七年十二月三十一日までに国会議員に準じ必要な措置をとらなければならないとされておりますので、条例を制定しようとするものでございます。 第二条は、資産等報告書等の作成でございまして、任期開始日において有する土地、建物、預貯金、有価証券、借入金等の資産等に係る資産等報告書を、同日から起算して百日を経過する日までに作成することとし、また毎年新たに有することとなった資産等にありましては、資産等補充報告書を作成することといたしております。 第三条は、所得等報告書の作成でございまして、前年分の総所得金額及び山林所得金額等を記載した所得等報告書を、毎年四月一日から三十日までの間に作成することといたしております。 第四条は、関連会社等報告書の作成でございまして、毎年四月一日において報酬を得て会社その他の法人の役員、顧問その他の職についている場合には、法人の名称及び住所等を記載した関連会社等報告書を四月二日から三十日までの間に作成することといたしております。 第五条は、報告書等の保存及び閲覧の規定でございまして、保存期間を五年とし、またどなたでも閲覧を請求することができることといたしております。 なお、この条例は、平成七年十月一日から施行しようとするものでございます。 また、資産等報告書に係る経過措置を設けておりますので、御了承を賜りたいと存じます。 次に、議案第五十三号伊勢市職員退隠料退職給与金遺族扶助料支給条例臨時特例等の一部を改正する条例の一部改正につきましては、恩給法等の一部を改正する法律に準じるものでございます。 第一条関係の改正につきましては、長期在職者等の普通退隠料及び扶助料の年額についての特例でございまして、七十五歳の年齢区分を廃止するとともに、普通退隠料及び扶助料の最低補償額を、平成七年四月分以降それぞれ引き上げようとするものでございます。 第二条関係の改正につきましては、扶助料の年額に係る加算の特例でございまして、遺族給付の水準の向上を図るため、有子の寡婦及び六十歳以上の老齢寡婦を対象にした加算額を引き上げようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行し、平成七年四月一日から適用しようとするものでございます。 また、附則第二条では、普通退隠料及び扶助料について、その年額の計算の基礎となる仮定俸給年額を平成七年四月分以降一・一%増額改定することといたしております。その他経過措置等の規定もいたしておりますので、御了承を賜りたいと存じます。 次に、議案第五十四号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員災害補償法の一部改正に準ずるものでございまして、第六条の改正及び第十条の二の規定は、介護補償の創設に係るものでございまして、常時または随時介護を受ける重度被災職員の介護に要した費用を補てんしようとするものでございます。 第十二条第一項の改正は、遺族補償年金の子等の受給資格に係る年齢要件を緩和しようとするものでございます。 また、同条第三項の改正は、遺族補償年金の額の改定でございまして、遺族補償年金の算出根拠であります補償基礎額に乗じる数を、遺族が二人の場合「百九十三」を「二百一」に、遺族が三人の場合「二百十二」を「二百二十三」に、遺族が四人以上の場合「二百三十四」を「二百四十五」に、それぞれ引き上げようとするものでございます。 第十七条は福祉施設の規定でございまして、名称を「(福祉事業)」に変更するとともに、その内容につきましても、拡充等を行うものでございます。 第二十四条の改正は、罰金額の上限二万円を十万円に引き上げようとするものでございます。 この条例は、公布の日から施行しようとするものでございますが、介護補償に係る規定、遺族補償年金の子等に係る受給要件に関する規定は、平成八年四月一日から施行しようとするものでございます。 なお、遺族補償年金額の額の改定につきましては、平成七年八月一日以降の期間に係る分について適用しようとするものでございます。 次に、議案第五十五号にまいります。議案第五十五号伊勢市上水道給水条例の一部改正につきましては、さきの全員協議会におきまして御協議をいただきました水道事業財政収支計画に基づきまして、水道料金を改正しようとするものでございます。 その内容につきましては、議案に記載させていただいたとおりでございますが、基本料金及び従量料金をそれぞれ一七・六%を上限といたしまして引き上げをお願いするものでございます。 なお、この条例は、平成七年十月一日から施行し、同日以降の使用に係る料金から適用しようとするものでございます。 次に、議案第五十六号にまいります。議案第五十六号伊勢市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正につきましては、消防表彰規程の一部改正に準じまして、賞じゅつ金の支給額を引き上げようとするものでございます。 殉職者賞じゅつ金につきましては、功労の程度に応じ、四百九十万円以上二千五百二十万円以下の範囲内で、障害者賞じゅつ金につきましては、功労の程度及び障害の等級等に応じ、百九十万以上二千六十万円以下の範囲内で、それぞれ議案に記載のとおり改正しようとするものでございます。 また、殉職者特別賞じゅつ金につきましては、二千五百万円から三千万円に改正しようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行し、平成七年四月一日から適用しようとするものでございます。 次に、議案第五十七号伊勢市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴うものでございまして、非常勤消防団員等に対する遺族補償年金の額を引き上げ、損害補償の充実を図ろうとするものでございます。 改正の内容は、遺族補償年金の算出根拠であります補償基礎額に乗じる数を、遺族が二人の場合「百九十三」を「二百一」に、遺族が三人の場合「二百十二」を「二百二十三」に、遺族が四人以上の場合「二百三十」を「二百四十五」に、それぞれ引き上げようとするものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行し、平成七年八月一日以降の期間に係る分について適用しようとするものでございます。 以上、一括上程されました補正予算及び条例関係につきまして、補足の御説明を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第四十九号外八件一括につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 暫時、休憩いたします。     (休憩午前十一時五分)     (再開午前十一時三十五分) ○議長(森本馨君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第十四、「議案第五十八号化学消防ポンプ自動車の取得について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第五十八号化学消防ポンプ自動車の取得について御説明申し上げます。 これは、化学消防ポンプ自動車を取得するにつき、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第三条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
    ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました議案第五十八号化学消防ポンプ自動車の取得につきまして、補足の御説明を申し上げます。 これは、現有の化学消防ポンプ自動車が老朽化いたしましたので、これを更新し、消防体制の充実強化を図ろうとするものでございます。 取得する化学消防ポンプ自動車は、化学消防ポンプ自動車Ⅱ型一台、買い入れ価格は二千八百八十四万円、買い入れ先は伊勢市小木町五百七十八番地、石川商工株式会社、取締役社長 石川周平でございます。 主な装備につきましては、千三百リットルの水槽のほか、油類火災等の消火用として五百リットルの薬液槽を装備するものでございまして、乗車定員は六名でございます。 なお、納期限は、平成八年三月十八日でございます。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第五十八号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第十五、「議案第五十九号生涯学習センター建設工事管理研修棟)の請負契約について」を議題といたします。 議案の朗読を省略します。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第五十九号生涯学習センター建設工事管理研修棟)の請負契約につきまして御説明を申し上げます。 これは、生涯学習センター建設工事管理研修棟)につきまして、このたび契約の運びとなりましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、建設部長から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……建設部長建設部長小川斌夫君) ただいま上程されました議案第五十九号生涯学習センター建設工事管理研修棟)の請負契約につきまして、補足の説明を申し上げます。 本件は、去る八月二十三日に、市内建設業者十一社によりまして指名競争入札を実施いたしましたところ、十億二千四百八十五万円が最低入札価格でございまして、伊勢市一之木三丁目二十番三十二号、吉川建設株式会社、代表取締役 吉川 喜に落札、決定いたしましたので、契約を締結しようとするものでございます。 契約の内容といたしましては、本体は鉄筋コンクリートづくり、一部鉄骨づくり、三階建てでございまして、建築面積は一千六百十二・三六平方メートル、延べ床面積は三千五百九十三・八三平方メートルでございます。 施設の内容といたしましては、管理事務室、会議室、喫茶コーナー、ふれあい広場、学習室二室、プレイルーム、和室三室、視聴覚室、多目的トイレ、倉庫、乗用エレベーター二基、空気調和設備等でございます。 外構工事といたしましては、カラー舗装、インターロッキング舗装、陶芸炉置場、自転車置き場、植栽等でございます。 工期につきましては、平成八年十二月中旬の予定でございます。 なお、配置図並びに平面図を添付いたしておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第五十九号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第十六、「議案第六十号生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)の請負契約について」を議題といたします。 議案の朗読を省略します。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第六十号生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)の請負契約につきまして御説明を申し上げます。 これは、生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)につきまして、このたび契約の運びとなりましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、建設部長から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……建設部長建設部長小川斌夫君) ただいま上程されました議案第六十号生涯学習センター建設工事多目的ホール棟)の請負契約につきまして、補足の説明を申し上げます。 本件は、去る八月二十三日に市内建設業者十社によりまして指名競争入札を実施いたしましたところ、八億五千六百九十六万円が最低入札価格でございまして、伊勢市下野町六百番地の十三、株式会社西邦建設、代表取締役 近藤暢男に落札決定いたしましたので、契約を締結しようとするものでございます。 契約の内容といたしましては、本体は鉄筋コンクリートづくり、一部鉄骨づくり、二階建てでございまして、建築面積は千四百七・九八平方メートル、延べ床面積は千七百四十二・七七平方メートルでございます。 施設の内容といたしましては、多目的ホール、舞台、学習室、楽屋二室、倉庫、ピアノ庫、ホワイエ、ロッカールーム、調光、音響、映写室、母子室、空気調和設備等でございます。 外構工事といたしましては、インターロッキングブロック舗装、フェンス、植栽等でございます。 工期につきましては、平成八年十二月中旬の予定でございます。 なお、配置図並びに平面図を添付いたしておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第六十号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第十七、「議案第六十一号損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略します。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) 議案の説明に先立ちまして、一言おわび申し上げます。 職員の交通事故防止につきましては、あらゆる機会に強く注意を喚起し、また各職場においても安全衛生委員会を開催し、職員間における防止のための注意、研修を行っているところでございますが、議案第六十一号、六十二号で損害賠償の御審議をお願いしなければならないことになりましたことは、まことに申しわけなく存じております。今後は、さらに猛省の上に立ち、交通事故撲滅に努める所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。 それでは、上程されました議案第六十一号損害賠償の額を定めることにつきまして御説明申し上げます。 これは、交通事故による損害賠償の額を定めることにつき、地方自治法第九十六条第一項第十三号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました議案第六十一号損害賠償の額を定めることにつきまして、補足の御説明を申し上げます。 これは、平成七年一月三十日(月曜日)午後一時四十五分ごろ発生いたしました交通事故に係る損害賠償でございまして、馬瀬町地内県道大湊宮町停車場線におきまして、建設部土木課所属道路維持作業車で舗装工事現場へ合材を運搬中左折しようとした際、後方から直進中の相手方原動機付自転車と接触、転倒させ、原動機付自転車に損害を与えるとともに、頭部外傷等の全治十五日間の入院治療を要する傷害を与えたものでございます。 相手方、伊勢市大湊町二百二十番地九十六、奥野ちゑ子氏と協議いたしました結果、損害賠償額百二十五万九千百八十二円で示談が成立する運びとなったものでございます。 なお、当該職員に対しましては、地公法第二十九条第一項第一号及び第三号の規定により戒告処分をいたしております。市長申し上げましたように、今後交通事故防止に懸命の努力をいたしてまいる所存でございますので、御理解の上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第六十一号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第十八、「議案第六十二号損害賠償の額を定めることについて」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第六十二号損害賠償の額を定めることにつきまして御説明申し上げます。 これは、前議案同様交通事故による損害賠償の額を定めるにつき、地方自治法第九十六条第一項第十三号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました議案第六十二号損害賠償の額を定めることにつきまして、補足の御説明を申し上げます。 これは、平成三年十月二十三日(水曜日)午後三時五十五分ごろ発生いたしました交通事故に係る損害賠償でございまして、岩渕一丁目地内市道外宮二見線におきまして、建設部土木課所属普通貨物自動車で測量作業を終え、帰庁する際、同方向に進行中の相手方の自転車と接触、転倒させ、自転車に損害を与えるとともに、頭部外傷等による全治三十四日間の入院治療を要する傷害を与えたものでございます。 相手方、伊勢市本町十九番十七号、三宅良和氏と協議いたしました結果、損害賠償額三百七十万九千二百三十円で示談が成立する運びとなったものでございます。 なお、本件につきましても、当該職員に対し、地公法第二十九条第一項第一号及び第三号の規定により戒告処分をいたしております。 何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第六十二号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第十九、「議案第六十三号市道の路線の認定について」を議題といたします。 議案の朗読を省略します。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第六十三号市道の路線の認定につきまして御説明を申し上げます。 これは、市道の路線を認定するにつき、道路法第八条第二項の規定により、あらかじめ議会の議決を経ようとするものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました議案第六十三号市道の路線の認定につきまして、補足の御説明を申し上げます。 これは、十三の路線を新たに認定しようとするものでございまして、中之四号線、一之木四丁目十一号線、柏団地一号線から五号線、中須十号線及び中村楠部一号線の計九路線は、生活道路として管理しようとするもので、徳川台一号線及び二号線の二路線は、住宅団地の管理引き継ぎによるもの、黒瀬十九号線は学びの郷整備事業の土地利用計画によるもの、また宮本五号線は県営圃場整備事業の完了に伴い、それぞれ認定しようとするものでございます。 また、底地でございますが、徳川台一号線は市有地及び国有地、宮本五号線及び中須十号線は国有地、残り十路線はいずれも市有地でございます。 なお、議案に位置図を添付いたしておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第六十三号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 次に、日程第二十、「議案第六十四号字の区域の設定及び変更について」を議題といたします。 議案の朗読を省略いたします。 当局の説明を求めます。……市長 ◎市長(水谷光男君) ただいま上程されました議案第六十四号字の区域の設定及び変更につきまして御説明を申し上げます。 これは、県営圃場整備事業村松地区第二換地区の施行に伴い、村松町の字の区域の設定及び変更をするにつき、地方自治法第二百六十条第一項の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。 なお、詳細につきましては、助役から御説明申し上げることといたしておりますので、御了承の上、何とぞよろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) ……助役 ◎助役(河俣平男君) ただいま上程されました議案第六十四号字の区域の設定及び変更につきまして、補足の御説明を申し上げます。 これは、村松町地内におきます県営圃場整備事業村松地区第二換地区の施行に伴いまして、村松町の字の区域の設定及び変更をしようとするものでございまして、土地改良事業の施行に伴い、耕地等が整理統合されたため、土地改良事業の施行区域に従って字の区域の設定あるいは変更が必要となったものでございます。 なお、申請者は三重県知事でございます。 また、議案に位置図等を添付いたしておりますので、御高覧の上、何とぞよろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(森本馨君) お諮りいたします。 上程中の議案第六十四号につきましては、さらに精読を願う必要がありますので、本日はこの程度で審議をとどめ、後日さらに審議を願うことに決定いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 お諮りいたします。 以上で本日の日程全部を終わりましたので、本日はこれをもって散会し、明五日、六日の二日間は議案精読のため本会議を休会し、来る九月七日午前十時から継続会議を開きたいと思いますが、さよう決定いたしまして、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(森本馨君) 御異議なしと認めます。さよう決定いたしました。 それでは、本日はこれをもって散会し、明五日、六日の二日間は議案精読のため本会議を休会し、来る九月七日午前十時から継続会議を開きます。 それでは、これをもって散会いたします。 なお、本日御出席の皆さんには開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。 右会議の顛末を録し、ここに署名する。  平成七年九月四日    伊勢市議会議長  森本 馨    伊勢市議会議員  中村 康    伊勢市議会議員  児山武久...